大手IT企業SEを辞めてワーホリに行く理由
みなさん、こんにちは!
はるです😊
今日は私が大手企業を辞める決意をした理由、ワーホリを決意した経緯を記事にします。
私は現在大手IT企業でシステムエンジニア、俗に言うSEとして働いています。新卒で入社し、今年で3年目です。
大手企業で働いていると言うと「安定で羨ましい」「高給でいいなぁ」「勝ち組じゃん」等々言われます。私も入社前まではそう思っていました。しかし現実は違います。
大手企業で見えた闇
2つの闇
・個人の意見は無視
・従業員は奴隷でしかない
個人の意見は無視
私の勤めている会社は従業員数が約16万人です。人数が多すぎることや、他部署との関わりが少ないことから正直なところ自分がいる職場が全てです。職場=会社の全てというような感覚で、部長が社長のような役割です。
私の会社では2年間のOJT期間を経て本配属が決まります。私がOJT期間に配属された部署には新人が私を含め2人いました。本配属で2人のうち1人は別部署に行くことがわかりました。本配属で行く他部署は私がずっと行きたかった部署でした。勿論、上司にもそのことは話していたので上司は私の希望を把握していました。しかし、蓋を開けてみると私ではなくもう1人の同期が他部署に配属されることが決まっていました。私も同期も納得がいかず、理由を聞いたらビックリすることを言われました。
「別にテキトー。俺には関係ないしどっちでも良かった笑笑」
聞いた時は開いた口が塞がりませんでした。
私たちの将来はこんなにも適当に決められるのか…と愕然としました。
結局、従業員は会社の駒でしかないんだなと思いました。個人の意見は無視、会社の都合のいいようにしか扱われないんだと知りました。
従業員は奴隷でしかない
IT企業はブラック企業が多いと言われています。私がいる現場では酷い時は毎月1人は心を病んで辞めてしまう方がいらっしゃいます。特に下請け会社の方の離職率は高いです。下請け会社の方も同じ場所で働いているので、辞めて行く姿や心を病んでしまい会社に来れなくなってしまう姿を見るととても辛い気持ちになります。
下請け会社の方のスケジュールは過酷なモノ、不可能なモノが多く、あまりにも酷いと思って上司に訴えたことがありました。しかし、上司には「まぁ、ITなんてブラックなんだから病んで辞めるのは仕方ないし、代わりは来るから大丈夫大丈夫」と訳の分からない理論を展開されました。下請けの方々がいるからうちの会社は成り立っているのにあまりにも酷い扱いをしていることき吐き気を覚えました。そして将来はゆくゆく下請けの方々を支配する立場になることに嫌悪感を抱きました。
違和感を感じる日々
職場にいる人たちはもう何年もこの職場にいるためこの現状を普通と考え、おかしいと思っている人は私以外いません。そのため誰に相談しても「そのうち慣れるから」としかいわれません。
周りの同期はこれが会社の考え方なんだと受け入れ馴染んでいく人たちもいました。しかし私はこのような職場、上司の元で働くことに違和感を覚えはじめました。毎日「何をしに会社に行っているんだろう?」と悩みました。親切にしてくれた人たちが辞めて行く姿を見て何もできなかった自分が悔しく情けなくなる日々が続き、私自身の精神状態も不安定になっていきました。薬を飲まないと会社に行けない日もありました。
直ぐ辞めなかった理由
こんな会社、直ぐ辞めればいいのですがこんな会社でも辞めることを決意出来なかった自分がいたのも事実です。
理由は、
・給料の良さ
・福利厚生の手厚さ
・知名度の高さ
です。どんなに仕事や職場環境が悪くても給料や福利厚生は良かったので辞めることを決意できませんでした。また、世間での知名度は高いので、それに囚われている自分がいました。こんな劣悪な環境だけど、悲惨な状況に目を瞑って心を無にして会社に行っていれば、給料は入るし安定した生活もある。そして周りからの羨望の眼差しもあるし、誰に言っても恥ずかしくない会社名。結局私はお金と名誉に囚われていました。
転機となった2年目修了研修
しかし、どんなに考えてもお金や名誉だけでは仕事を続けていくモチベーションにはなりませんでした。また、自分がやりたくないことを一生して、一度しか無い人生を無駄にすることだけはしたくないと言う気持ちが強くなりました。
そんな時に会社の2年目研修があり、研修の最後に講師の方に
「研修では会社で働くことについて色々話したけど、人生1度きり。会社の為に生きる必要はない。貴方の人生に責任を持てるのは貴方しかいない。自分だけの誰のものでもない人生を謳歌しない」と言われ目が覚めました、
たった一度しかない人生、自分に正直に生きたい!
私はずっとやりたかった海外生活、もっと広い世界を知りたい・見たい想いからワーホリを決めました。しかし、ワーホリを決意してからも今の安定を不安から何度も悩みました。その度に自分自身と向き合い考えました。それでもやっぱり自分に正直に生きたいという想いが強くワーホリを決めました。
ワーホリを決意してからは、友達から「吹っ切れて生き生きしてる!」と言われるようになりました!また、以前より精神的にも安定しています。
まとめ
・健康な心と身体が1番大切
・ネームバリューに囚われるな!
・人生に責任を持てるのは自分自身だけ
大手企業で働く良さもありますが、自分の心を殺してまで働く場所ではありません。お金は大切ですが、それ以上に健康な心と身体が大切です。健康な心と身体があれば、やりたいことに挑戦出来ます。大手企業というブランドだけに囚われてしまうと大切なモノが見えなくなります。そして、たった一度の人生、同じ働くなら毎日辛い思いをして苦しむより、楽しく生き生きと働きたい!嫌なこと、辛いことから逃げるのは決して悪いことではありません。自分に正直に楽しく、自分だけの唯一無二の人生を謳歌する!
現在はワーホリ資金集めのためと割り切って会社に行きながら、ワーホリの準備を進めています。そして2020年1月よりオーストラリアでワーホリを開始する予定です。
これから先どんな人生を歩んで行くのか不安もありますが、やらないことには始まらないので色んなことに挑戦して自分色の人生を楽しみます😊
今日も最後まで読んで下さりありがとうございます😊
では、また!
See you soon 🤗